1.
上善は水のごとし。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪む所に処る。ゆえに道に近し。
老子
2.
足るを知る者は富む。
老子
3.
千里の行いも足下より始まる。
老子
4.
大器は晩成す。
老子
5.
他人を知る者は智なり、自らを知る者は明なり。他人に勝つ者は力有り、自らに勝つ者は強し。
老子
6.
天網恢恢、疎にして漏らさず。
老子
7.
人に魚を与えれば一日養えるが、人に魚の釣り方を教えれば一生養える。
老子
8.
怨みに報いるに徳を以てす。
老子
9.
小国を治めるは、鮮魚を烹るがごとし。あまり弄くり回すと、魚の身は崩れてしまう。
老子
10.
名と身と、いずれか親しき。身と貨と、いずれか多き。得るを病とする。
老子
11.
功成り名遂げて身退くは、天の道なり。
老子
12.
賢者は宝を蓄えず。人のために尽くして、いよいよ己にあり。
老子
13.
信言は美ならず、美言は信ならず。
老子
14.
強すぎる風は朝までは吹かない。激しい雨も一日中は続かない。自然の激しさでさえ長くは続かないのだから、人間の不運や困難が永遠に続くわけがない。
老子
15.
柔よく剛を制し、弱よく強を制す。
老子
16.
禍の中にこそ福が潜んでおり、福の裏には禍が隠れている。
老子
17.
天下の難事も、必ずその平易なところから始まり、天下の論じる大事業も、必ずその微細な部分から築かれる。
老子
18.
真に優れた職人は、自分の技術を誇示しないため、一見すると不器用に見えるものである。
老子
19.
深く愛されることは強さを与え、深く愛することは勇気を与える。
老子
20.
最良のリーダーとは、人々がその存在をほとんど意識しないような人物である。
老子
21.
無理に型にはめようとせず、自然の流れに身を任せることで、すべては最もふさわしい場所に収まる。
老子
22.
何も足さない、何も引かない、あるがままの自分を認めたとき、世界はあなたを認めるだろう。
老子
23.
言葉を多く費やす者ほど、その本質から遠ざかり、行き詰まる。それならば、沈黙を守り、心の内に中庸を保つ方がはるかに良い。
老子
24.
満ち足りている状態でさらに満たそうとするのは、器から水を溢れさせるようなものだ。鋭く研ぎ澄ましすぎた刃は、長くその切れ味を保つことはできない。
老子
25.
終わりを慎むこと、始めの如くすれば、則ち敗事無し。
老子

